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「会社のうっとうしい先輩にありがちなこと」。。
特別アンケートで1位は「上司の顔を伺う発言ばかりする」でした。
後輩たちを脇に置いて上司の意向を最優先させる姿には、
冷ややかなまなざしが注がれているようです。
しかし上司は、最大の社内クライアント。会社員たるもの、
その指示命令や意向に沿わない行動は取れません。
これは日本企業だけの特質ではなく、欧米ではより厳しいところもあるという
指摘もあります。独立すれば「会社員以上に神経使う」
お客に比べたら社内の上司は「いちおう味方」
日々の雇われ稼業に飽き飽きする27歳女性会社員からの相談が寄せられています。
毎月のお給料はもらえるものの、女性としての出世の限界が見えている。
ぶっちゃけ大したことのない上司や先輩の顔色を伺う日々には、
もう耐えられません。
「要は自分らしく生きたい」
「自分の人生に花をさかせたい」
と夢見る質問には、「甘すぎる」とやっかみ混じりの厳しいコメントが
浴びせられるかと思いきや、ベテランの起業経験者などから冷静かつ温かい
アドバイスが寄せられています。
共通しているのは、「誰の顔色を気にせず、自分のやり方で」仕事を
したいという動機で開業するのは難しいということ。
「開業すれば上司の顔色は見なくてすみます。しかしお客様の顔色は
見ないといけません。人を雇えば社員の顔色を見る必要もでてきます。
開業したては仕入先の顔色もうかがわないといけません」(dai-ymさん)
「会社内の上司(いちおう味方)ではなく、お客さま(ほぼ敵)が
直接上司みたいなシステムになっていくので、追い込まれるときは多々あります」
(aftermanさん)なるほど、利害の対立する客と比べれば、
社内の上司は「いちおう味方」なわけですね。
自営12年目のPussinBootsさんも「会社員時代以上に神経使う場面が多い」と
忠告しますが、一方で、やっぱり独立するメリットはあると助言します。
「相手は取引先、つまり自分に直接報酬を払ってくれる相手なので、
会社員とは少し事情が異なります。我慢して努力した分だけいつかは
報酬という形に具体化されてきますので、苦にはならないです」
会社にいるうちは上司の、独立すればお客さまや取引先の顔色を伺うのは、
社会で生きていくものの宿命のようです。
上司の顔色を伺う先輩を冷たく見ている後輩たちも、
社会人経験を重ねると考えが変わったりするのかもしれません。